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【手術】鎖骨が折れてボルト入れるのが不安な人への体験談

鎖骨が折れました。

2021年2月に骨折し、その約1週間後に鎖骨にボルトを入れて骨を固定するための手術を受けました。

その手術から約8ヶ月。

10月になった現在では骨は完璧にくっつき、どこが折れたのかも分からないくらいに回復していると、担当医の先生にお墨付きをいただきました。

こちらが実際に折れた鎖骨のレントゲンになります。

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折れた鎖骨のレントゲン

現在では全く私生活に支障はありませんが、また来月11月に骨を固定していたボルトを抜く手術を控えています。

今となってはいい経験をしたなと割り切ることができていますが、骨折したばかりの頃は、腕が不自由であることに対する心配や初めて全身麻酔で行う手術への不安でいっぱいでした。

そこで今回は、鎖骨が折れたことによって不便だったことや現在までの体の調子、実際に全身麻酔で手術を受けた経験を、事細かにお伝えしようと思います。

特に不慮の事故などで骨折してしまった、またこれから手術を控えていて不安であるような方は、この記事を読んで少しでも不安を和らげてください。

鎖骨は折れやすい?

骨の中でも鎖骨は折れやすいと聞いたことがあったので調べてみると、”鎖骨の骨折は、前骨折中の約10%を占める”との情報を発見。

私はサッカーの最中にラブプレーを受けそのまま転倒し、受け身が取れずに鎖骨から地面に叩きつけられたので折れるのも当然ですが、鎖骨を折られた皆さんは何が原因だったのでしょうか?

やはり交通事故や転倒など不慮の事故によるものが多いと思われますが、骨折した人のうち10人に1人は鎖骨を折っていると考えると、鎖骨が折れやすいというのは本当なのかもしれないですね。

ちなみに、鎖骨の骨折はお子さんに多くみられる怪我だそうです。

元気あふれるお子さんがいる場合は、少し気を付けなければならいないかもですね。

怪我をしてから現在までの流れ

怪我してから搬送まで

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まず、私が怪我をしたのは2021年2月のことです。

所属するサッカーチームでの試合があり、いつものように激しく動き回っていたのですが、相手チームのスライディングを避けきることができずに鎖骨から転倒してしまいました

転んだ瞬間から腕が上がらず、そのときすでに鎖骨が折れていることを確信していました。

すぐに友達が複数の病院に連絡してくれたのですが、日曜日かつコロナ禍ということもあってなかなか受け入れ可能な病院が見つかりません。

自分たちで思い当たる病院は全て連絡したので、最終手段として残しておいた119番に電話。

約10分ほどで救急車が到着し中に乗り込むと、怪我をしたときの状況や痛みの程度などを細かく聞かれたので、それに応じて細かく説明しました。

あれだけ病院探しに苦労したにも関わらず、救急隊員の方に受け入れ可能な病院を探してもらうと、ものの5分で見つかりました。

サッカー後すぐの搬送だったので体温を測ると37度代でとても焦りましたが、熱の有無に関係なく搬送できるそうで、安心したのを覚えています。

救急車の中で聞いたのですが、骨折でもあまりにも病院がみつからない場合は119番に連絡しても大丈夫とのこと

よほど重大な怪我や病気でないと電話する勇気が出ない気もしますが、今回の対応は正解だったそうです。

救急隊員の方々にはとても迅速な対応をしていただき、大変感謝しております。

搬送されてから入院まで

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怪我をして病院に搬送された日は、レントゲンを撮り骨折の診断を受けました。

応急処置ということで胸を張るような姿勢になるバンドを着け、お金を払って帰宅。

その翌日にあらためて診察を受け、3日後に入院することが決まりました。

骨折してから手術日までの数日間は自宅で過ごすこととなりましたが、その数日間が地獄のような生活でした。

日々の生活を片手で行わなけらばならない

健康的な身体では特別意識するようなこともない日常の動作が、片手が使えないというだけでとても苦労します。

食事、着替え、トイレ、ドアを開けることすらいつもと違う動作で行うことにストレスが溜まるのです。

特に苦労したのが、お風呂

お風呂に入るときは上半身に付けている、骨を固定するバンドをとらなくてはいけません。

このバンドを付けている状態はとても楽なのですが、バンドを外すと少し腕を動かしただけでも激痛が走ります。

常に絶体絶命のような状態で服を脱ぎ、滑りやすい風呂場に入り、シャワーを浴び、頭と身体を洗い、また服を着るという一連の作業が本当に地獄でした。

痛くない姿勢を探しながら次の行動を決め、とにかく慎重に動いていると、気付いたら1時間ほど経過しているような毎日でした。

寝るのも怖い

骨が動くと激痛が走るというのは前述したとおりですが、固定用のバンドを身体に巻いていても、寝るときはかなり怖いです。

睡眠中に思い切り身体をひねり、折れている鎖骨に尋常ではない圧力がかかってしまったらどうしようと、とても不安になります

昔から自身の寝相が悪いのを知っていたので、より「大丈夫かな」と心配してしまうのです。

骨折してから入院する日までに家で夜を明かすのは4日ほどだったのですが、どの日も爆睡できた記憶はありません。

ふかふかの布団を身体の下に何枚も重ねて圧がかからないように工夫しましたが、寝返りで痛みを感じて目が覚めるのが、一晩に数回ありました。

幸いにも激痛で起きることがなかったので助かりましたが、眠りにつく前は「思い切り骨がずれて悪化したらどうしよう」と考えない日はなかったですね。

入院と手術

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そんな地獄のような日々も終わり、とうとう入院日を迎えました。

手術日の前日に入院し、手術を受け、その翌日に退院するというスケジュール。

コロナ禍だったので面会もできず、2泊3日はひとりで過ごすことになりました。

入院中の食事

入院するにあたって不安もありましたが、いくつか楽しみもありました。

それは、噂でよく聞く”病院食”なるものを食べるという経験ができることです。

「病院食は美味しくない」とは一般的に言われるセリフで、ドラマや友達伝えでしか耳にしたことのない内容でした。

初日、午後からの入院だったので夕飯で出てくるご飯を楽しみにしていました。

正直食事の内容はまったく覚えていませんが、「学校の給食を一段階まずくした感じだな」と思ったことは覚えています。

手術の前日まで食事が可能で、当日の朝まで水を飲むことができたのは、個人的にとても助かりました。

手術

手術当日、何気なく携帯をいじっていたらドアをノックする音が聞こえました。

担当の看護師さんがお知らせに尋ねてくれ、携帯や小物などを何も持たずに病室を出ます。

初めての手術に、初めての全身麻酔

エレベーターに乗り手術室に向かいましたが、そこまで緊張せず落ち着いた心持で歩けたことを覚えています。

手術室に入り、手術台に横たわり、ずっと腕に指しっぱなしだった点滴や献血用の針を通して麻酔が始まるのですが、恒例のいつまで耐えられるか選手権を1人で開催していました。

しかし、努力の甲斐なくほぼ一瞬で撃沈。

点滴の量を読み上げる声が何度か聞こえたところまでは覚えているのですが、それ以降の記憶はありません。

看護師さんに起こされ、目が覚めたときはまだ手術室で、台に乗せられたまま病室まで搬送されました。

正直、手術の感想と言っても覚えていることはほとんどなく、お医者さんを信じて言われるがままにしていました、という感想しかありません。

手術後

手術を終え病室に戻っても、麻酔の影響で動く気力も起きず、しばらくはぼーっとする、なにもしない時間を過ごしました。

午後3時頃(詳しい時間は覚えてない)に手術を終え、夜9時頃までは麻酔のおかげで痛みをほとんど感じなかったのですが、消灯の時間くらいから手術で開いた皮膚の痛みが現れ始めました

最初は我慢できると思い耐えていた痛みも徐々に激しさを増し、寝ることができずに3時間ほどが経過。

とうとう耐えられなくなった私は、最終手段と考えていたナースコールのボタンを押しました。

1分ほどで看護師さんが様子を見にきてくれ、痛すぎますと泣きつくと点滴の準備をしてくれました。(飲み薬は処方済み、座薬との2択だったので点滴を選びました)

点滴の効果は圧倒的で、寝れずに苦しんでいた時間が嘘のように一瞬で眠りにつくことができました。

手術後に苦しんだのはその日くらいで、それからはほとんど痛みむことなく、次の日からほぼいつも通りの生活に復帰

さすがに腕が真上にあがるまでは1ヶ月ほどかかりましたが、それ以外で気になるほどの違和感は特にありませんでした。

手術から8ヶ月経過した現状

術後の診察で主治医の先生からは、1年後にボルトを抜くことがてきたらいいねと言われていました。

9月に診察に訪れた際、どこが折れたか分からないくらいに骨がくっついたねと診断されたので、怪我から9ヶ月後である11月にボルトを抜く手術をする予定です。

ボルトが入っているとリュックを背負えなかったり、重い荷物を持つのをためらったりと少し不便さを感じることはありましたが、想像より柔軟な生活を続けることができ安心しました。

ボルトを抜いてまた1ヶ月ほどは安静期間ですが、完治するのを考えるととても待ち遠しいですね。

ボルトを入れる手術が不安な方へ

不慮の事故で手術することになってしまった方、とても不安な気持ちですよね。

不安なのは当然ですが、そこまで心配せずに気軽に考えていいと思います。

手術&全身麻酔が未経験の私でも大きな問題なく乗り越えることができましたし、手術後の私生活の復帰は意外と簡単でした。

この記事を読んで、少しでもネガティブな気持ちを払拭できれば幸いです。